耳針治療


名古屋耳針研究所

耳介療法 Aulicurotherapy

 

耳介療法はフランスで発祥し、今日では欧州や米国を中心に医師の間で普及している治療法でWHOも正式に公認している代替医療です。欧米諸国では 痛みの治療、不安神経症、うつ病、薬物中毒、心的外傷(PTSD)、AD/HD、過食症、内蔵機能障害、アレルギーなどの治療に用いられています。耳針は脳や自律神経に刺激を与えて調整することが可能です。 専用の検査器具で的確に耳介ポイントを診断し、そのポイントに針を施したり長さ0.3mmの針がついたシールを貼ります。

 

当院では、下記の場合には患者さんに耳針の有効性を説明し同意を得たうえで、耳針を実施することがあります。

 

1. 痛みが強い場合

腰痛や首の痛み、関節痛、上腕の神経痛、坐骨神経痛などで特に痛みが強い場合

 

2. 自律神経や脳神経の調整が効果的な場合

自律神経失調症、更年期障害、うつ、不安、無気力、全身疲労、不眠症、めまい、片頭痛、突発性難聴、メニエール、耳鳴、顔面神経麻痺、更年期障害、過食症による肥満など

 

 

 ※注:国内で無資格者が行う〇〇式耳介療法や耳つぼセラピー、あるいは痩身ビジネスとして普及している耳ツボ痩身とはまったく異なるものです。


 

日本における欧州式耳針の現状と当院の取り組み

 

現在、日本国内で正しく欧州式の耳針(耳介療法)の診断法と治療法を理解し、実践している鍼灸師はごくわずかです。鍼灸学校の教員でさえ、その詳細をほとんど知らないと思います。この優れた治療法が日本で普及していないことは、我々鍼灸師だけでなく、多くの患者にとっても大きな損失であり、非常に残念なことです。

 

私は耳介療法の創始者であるポール・ノジエ博士のご子息、ラファエル・ノジエ先生から直接指導を受け、正式なプログラムを修了しました。それ以来、30年にわたり耳針治療を実践し、さらに耳針診療に不可欠な臨床神経学の知識も深めてまいりました。これらの経験をもとに、日本における正しい欧州式耳針の普及を目的として、2015年より全国の鍼灸師、医師、歯科医師を対象に講演やセミナーを通じた指導を行っています。